先の父島入港日(10/2)の夜から翌日にかけて、硫黄島3島クルーズが行われました。
内地から来るおがさわら丸と、ちょうど航路と重なる台風が接近していたため運行が心配されていましたが、入港日はほぼ定刻どおり父島へ入港。夜も予定どおり硫黄島方面へ向け出港していきました。
クルーズでは、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島を順番に巡り、夜には父島へ戻りました。この便では5年ぶりに小笠原村主催による「原生自然環境保全フォーラム」開催されることもあり、やはり南硫黄島への注目度が高かったようです。特に鳥好きの方たちは南硫黄島周辺に到着すると、アカオネッタイチョウなどを求めて大きなカメラを舷側にならべ、一時も離れない熱心さでした。
このクルーズは平成15年に始まって以来、毎回大勢のお客さんにお越しいただいています。各島への上陸はありませんが、島の周辺からの観察で充分ご満足いただける内容になっています。現地の自然を守りながら観光資源としての活用が図られており、エコツーリズムの一つの形として完成された例だと思います。
母島の様子!
「返還40周年事務局の独り言」
硫黄島3島クルーズ
2008年10月6日