日別アーカイブ: 2008年10月5日

原生自然環境保全フォーラム

昨日、第10回目となる「全国原生自然環境保全フォーラム」が父島の地域福祉センターで開催されました。 このフォーラムは、平成11年に本川根町(現在は川根本町)の町長の呼びかけにより、全国5地域(知床半島・十勝川源流部・大井川源流部・屋久島・小笠原諸島南硫黄島)の原生自然環境保全地域をもつ関係自治体が集まり、魅力ある自然環境を損なうことなく後世へ継承すること、また環境の保全と豊かな自然を活かした地域活性化について語りあうことを目的として開催されてきているもので、各地域で順番に開催されています。今回小笠原は主催者としては2順目にあたります。 小笠原では南硫黄島が原生自然環境保全地域に指定されていて、手付かずの自然環境が残されています。各地域とも「魅力ある自然を内包した地域」であることをPRし、自然と共生する地域のあり方についてパネラーや来場者との意見交換が行われました。 フォーラムでは、各地域の近況報告や、基調講演(加藤英寿先生による「南硫黄島にみる原生自然環境保全地域の価値について」)、パネルディスカッションなどが行わ、最後に各地域代表者による共同宣言の読み上げが行われました。 P1010494.JPG P1010510.JPG 母島の様子
「返還40周年事務局の独り言」