東京で最も南にある高校、小笠原高校。通称「おが高」。
その文化祭、「ビーデ祭」が昨日行われていました。
「ビーデ」とは、島に春を告げる花をつける小笠原の木、「ムニンデイゴ」の島名、「ビーデビーデ」に由来します。
高校の文化祭というと、東京の場合は大体秋頃に行われることが多いですが、ビーデ祭は毎年6月上旬の開催です。
島の梅雨明け、初夏の風物詩という感じで親しまれています。
今年のビーデ祭のテーマは「伝統を大切に 未来(あす)につながる革新を 今日から ここから 44人から」。
おが高の伝統を守りながら、より良いものにしていこうとする高校生たちの意気込みが伝わりますね。
…心なしかお化け屋敷も例年よりも怖さグレードアップしてたかも?
ギリシャ彫刻×プロジェクションマッピングのコラボ。斬新です。
屋台も大盛況!たこ焼きは島のタコを使った贅沢な一品。美味でした。
すごくいい天気でしたのでカキ氷も大売れな模様。
その他にも体育館ライブステージや各種室内展示など、見所満載な今年のビーデ祭でした。
でも個人的に一番ツボにはまったのは、入口ゲートに設置されていたこれ。
……あ、これだ!
島内数箇所にある、森林生態系保全地域の指定ルート入口に設置されている「あの看板」でした。
なかなか芸の細かいパロディ具合。
しかもちゃんと来場者の年令別集計まで出来る優れもの!
ナイスおが高生!