スコール続きでお天気が心配でしたが、無事、小笠原オリジナル(一部ハワイの曲もあります)
の歌と踊りによるフラの祭典「フラ・オハナ2010」が開催されました。
前浜からの海風が涼しい会場には、たくさんの島民と観光客でいっぱいです。
今年で13回目を迎えるこのイベントでは、次の春に島を離れる高校3年生メンバーを送る場面も恒例となりました。
作詞・作曲は得意なメンバーの方が先生と相談しながら、振付はもちろん先生の手により、
島で育った子達の最後の舞台を会場が見守る中で、この日のために作り上げられた一曲を高校3年生が披露してくれました。
軽快なテンポのカワイイ踊りだったのですが、歌詞を聴けば思わず涙してしまう感動的な舞台でした。
『おが丸の汽笛がひびいてる みんなの顔が小さくなる
しずかに寂しさをさそうのは 空に舞うレイの香り
強い風に負けず旗をあげる タイコを叩き名前を呼ぶ
見えなくなるみんなの姿を 僕たちは忘れない
この島を忘れない 僕たちのパラダイス』
(僕たちのパラダイス2010 より抜粋)