お祭広場前の大村海岸沿いに、高さ50cmほどの堤防が築かれました。
元寇に備えて造られた九州の防塁に似ていますね。でもこれは人を防ぐためではなく、アオウミガメの誤進入を防ぐために造られたものです。
産卵のために上陸した親ガメや、ふ化した小ガメが誤って集落方向に進入しようとする事故が後を絶ちません。これに対し小さな土塁を立てることで、物理的にその進入を防ごうというわけです。
この高さでカメは乗り越えることができず、かなりの誤進を防ぐことができそうです。見た目にも周囲の景観とマッチするよう工夫されていていい感じです。
小笠原が取り組むエコツーリズムを象徴する風景の一つになりそうです。
公園側←→海側 海側←→公園側
母島の様子!
謎の土手?
2009年2月15日