大村海岸とお祭広場との間にある垣根に沿って、たくさんのイソフジが生えています。
イソフジは海流に種子が運ばれて漂着繁殖する広域分布種で、国内では小笠原諸島のほか沖縄県や鹿児島県でも見られます。近年国内では自生地が少なくなってきており、レッドデータブックの絶滅危惧II類にも載せられているそうです。
秋口には黄色い花をつけていました。今は実のなる時期のようで、たくさんのマメのふさふさがぶら下がっていました。
地味ながらも小笠原の海岸線によくマッチする、やさしげなイメージの植物だと思います。
母島の様子!
イソフジ
2009年2月6日