昨日島を離れたぱしふぃっくびいなすでは、ちょっと意外なお客さんがみえていました。
現在父島で行われているノヤギ駆除事業は、昭和51年度から続いています。その第1期で事業に携わった猟友会メンバーの方が、船に乗っていらしていたのです(今は島民により駆除が行われていますが、当初は内地の猟友会に来てもらっていました)。
毎年度終りに、亜熱帯農業センター内に設置されている「野山羊供養塔」の前で、野山羊供養式が行われます。今年も3月6日に供養が行われました(記事)。この「野山羊供養塔」は、その第1期事業に携わったメンバーが有志で建立したものだとのこと。
その方は供養塔の設置に協力したものの、実物を見ることなく30年近くも小笠原を訪れる機会がありませんでした。その後供養塔がどうなったかずっと気がかりだったそうです。
今でもノヤギの霊を鎮めるために毎年供養が行われていると知って、感慨深げでした。
母島の様子!
野山羊供養塔
2009年3月26日