かつて父島の村役場前に、父島から東京や小笠原諸島の島々への距離と方向を示した「方向柱」がありました。
小笠原諸島がいかに内地から離れているか、父島以外の島々がどちらの方向にあるのか、など、観光でご来島のお客様にも実感していただける優れものでした。
写真撮影のスポットとしても好評でしたね。
そんな人気者だった先代の方向柱は、長年の風雨と台風に耐え続けた末、残念なことにかなり前に姿を消してしまっていました。
これまでも多くの皆様から復活を希望されるお声をいただいていました方向柱、いよいよ再建いたしました!
ご覧ください、この雄姿!
2代目方向柱は柱部分に外来種駆除で伐採されたモクマオウを使用しています。
在来種を脅かす存在として厄介者なモクマオウですが、材としては丈夫で長持ちが期待できます。
新たな形で島の役に立ってくれています。
頭の方が二股に分かれた姿がチャーミング。
方向表示板は島の在来種であるタマナの木から作っています。
先代にはなかった西ノ島や、小笠原と歴史的に縁の深いハワイ、グアム、パラオも仲間入りしています。
国際派な2代目です。
撮影される方、午前中の方が光の加減が良く明るいですのでおススメですよ。
父島の新たなインスタ映えスポット、ぜひ一度見に来てくださいね。
インスタ投稿の際はぜひ「#ogasawalove」のハッシュタグをお願いします!
母島の様子!
父島の方向柱、再建しました。
2019年4月2日