青灯台のノロ落とし

「青灯台のノロ落とし」

何だか怪談のタイトルみたいですが、違います。

おがさわら丸の着岸する二見港桟橋のすぐそばにある青灯台岸壁。
ここは夏になると子供たちの格好の海の遊び場になります。

たくさんの島の子供たちは、ここ青灯台で足の届かない深い海におじけない心、3m下の海面にためらいなく飛び込む勇気を養うのです。

ただし、安全に遊ぶためにはいろいろ準備が必要です。
遊泳OKな範囲を示すブイや、休憩場所になるフロートを設置したり。
この辺りはPTAの皆さん、お疲れさまです。

そして、海に降りるステップ部分で冬の間に育った「ノロ」と呼ばれるフジツボみたいな貝。
これがそのままだと、手や足をスッパリ切ってしまって危険です。

これを落とす作業が「ノロ落とし」、なんですね。
はいそこ、試験に出ますよ。

小笠原小学校のブログで、楽しげな作業の様子がアップされています。
まあ作業と言いながら、子供たちはトビハゼを捕まえるのに夢中になってたり、半分(以上)遊びな感じもありますが。

自分たちの遊び場を自分たちできれいにする。
とてもいいことだと思います。

もちろん、終わった後は!
もう夏の日差しの中、たくさんの子供たちと大人たちが遊んでいました。

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すっかり梅雨も明けた感じの小笠原。島の子たちは完全に海モードに入りそうです。
でもみんな、安全と日焼けには気を付けてね!

母島の様子!