本日は、館山寄港便が父島に入港しましたので、二見港船客待合所において、郷土芸能の夕べが開催されました。
ラム酒・パッションフルーツリキュールの試飲コーナーもありましたので、小笠原の地酒を片手にご鑑賞です。
一番手はドラム缶から作られた打楽器、『スティール・パン』の軽快な演奏です。
その独特の音色は南国らしさいっぱいです。
続きまして、『小笠原オリジナルの歌と踊りによるフラ』を高校生が披露してくれました。
男子高校生には、踊りを間違えるとその場で腕立て伏せをしなければならないルールがあり、
素直に腕立て伏せをする姿に会場から拍手があがっておりました。
高校生らしい微笑ましいルールですね。
ちなみに女子高校生は間違えることはないので、このルールは必要ないようです。
最後は『南洋踊り&KAKA』の披露です。
東京都の無形民俗文化財に指定されている貴重な踊りを、皆さん食い入るように鑑賞しておりました。
伴奏に使用される『KAKA』は、タマナという木をくりぬいた打楽器で、テンポの良い単独演奏もあり、会場が一体となってリズムを刻み楽しんでおられました。
披露の後は、南洋踊りの衣装を着用して撮影会です。
南洋踊りのポーズを決めて、そちらも大いに盛り上がりました。