10月17日、世界自然遺産指定に向けた村民への啓蒙活動として「ボニナイトを見に行こう!」ツァーが実施され、村民20名ほどが参加しました。金沢大学の海野先生が講師となり、ボニナイトだけでなく父島列島の地質全般について海上から解説していただきました。
皆さん、「二見湾は大きな火口だった。」と言われたら納得しちゃいますか?でもそれは違うそうですが、湾口にある野羊山の斜面には枕状溶岩、溶岩チューブ、岩脈が見られて、噴火口があったそうです。
皆さん、「父島と東島の間は父島海底火山の噴火中心だった。」と言われて想像がつきますか?私は全然想像がつきませんでしたが、「ボニナイトが形成された火山なら小笠原が世界自然遺産になったらここが中心かな。」と勝手な想像をしていました。小笠原の地質についての詳細は、海野先生HPをご覧ください。
小笠原の地形・地質を理解する為には想像力が必要です。