月別アーカイブ: 2009年10月

小笠原協会ツアーご一行到着

小笠原協会ツアーの皆さんがご来島されました。

本日の乗船客数は、590名!9月、10月と連休がらみでお客さんが望める便が台風で日程がずれ、大幅な落ち込みを見せていただけにひさびさの500名越えはうれしいです。

中でも年に1度の小笠原協会ツアーで来島された方が200名以上いました。このツアーではなつかしい顔ぶれの人も多く訪れており、出向かえも大勢の島民が来て賑わいました。秋の閑散期の中に形成されたちょっとしたピークで、やはり出迎える側も楽しい気分になってしまいますね!

夜も船客待合所で交流会が行われました。

母島の様子

南島入島禁止期間に入ります。

南島では、植生回復のために毎年3ヶ月間の入島禁止期間を設けています。

今年は11月4日(水)~来年の2月5日(金)までが入島禁止となります。

ただし年末・年始のみ、入島期間を設けます。日程はあらためてこのブログでもお知らせしたいと思います。

また入島禁止期間中も、南島西側の海から扇池を経由して上陸する場合は、扇池及び周辺の砂浜に限り利用ができます。その他ルールの詳細に関しては、小笠原村 産業観光課(04998-2-3114)もしくは、小笠原支庁土木課 自然公園係(04998-2-2123)へお問い合わせください。

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母島の様子

島しょ会館に垂れ幕掲示

浜松町駅から竹芝桟橋に向ってすぐのビルに、ひときわ目立つ広告幕が垂れています。

「クジラ来る!!あなたも来る?」のキャッチフレーズとイメージのクジラ、青色をベースにしたシンプルなデザインで、なかなか決まっていると思います。これから本格的なホエールウォッチングシーズンを迎える小笠原のPRです。

この島しょ会館には伊豆諸島・小笠原諸島の島々が交代で広告幕を掲示しており、10月16日から11月30日までは小笠原の広告をさせていただいております。

冬場に入り、本格的にザトウクジラウォッチングシーズンに入りはじめますので、これを見て「小笠原か~」などと、旅行を考えるきっかけになるとうれしいです。

この幕はJR山手線・京浜東北線の車中からもばっちり見えますので、通勤・通学途中の方も気にとめて見てみてください!

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母島の様子

ハイビスカスがきれいです

島内のいたるところで見られるハイビスカスの花です。

大神山神社入り口の上り坂にもきれいに咲いていました。11月1~3日にかけて行われる例大祭の時にも目につきますね。

小笠原では特に季節感なく1年中咲いている気がしますが、気に留めて見るとやっぱりきれいです。

南国で多く見られることもあって「夏の花」というイメージが強いですが、小笠原でハイビスカスが一番注目されるのは春でしょうか。送別セレモニーでハイビスカスのレイが贈られるのをよく見かけます。華やかなハイビスカスのレイが海に投げ出されるシーンは、見送る側にも強い印象となって残りますね。

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母島の様子

船待のすぐ裏に

おがさわら丸・ははじま丸の船客待合所のすぐ裏手、清瀬トンネル入口から都道沿いに少し清瀬側に進んだところに、大神山公園遊歩道の入口があります。

展望台へつづく階段だけであまり目立ちません。でも船客待合所からすぐなので、出港までの待機時間に気軽に登ることができます。しかもなんと階段登り始めて30秒のところにいきなり休憩所があります!あまり高くないのでパノラマ風景とはいきませんが、さほど苦労せず景色が見渡せるということで、面倒くさがりな人でもここまでならちょっと行ってみようと思えるでしょう。

階段を登り始めてすぐのところにピンク色の小さい花が鈴なりになっていて、ミツバチが集まっていました。とてもきれいだったので写真にとって帰りましたが、本で調べても花の名前はわかりませんでした・・・。わかる方がいたらぜひ教えてください。

11月2日追記:花の名前がわかりました!メキシカンクリーパー(和名アサヒカズラ、別名ニトベカズラ)です。よく押し花などにもされるようです。

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母島の様子

おがさわら丸 久里浜寄港便

通常内地から小笠原に行く時は、竹芝桟橋からおがさわら丸に乗りますね。でも今度、横須賀の久里浜から乗船できる便があるんです。

11月18日東京発の定期便は、竹芝桟橋を午前10時に出港したあと久里浜に寄港、13:00に久里浜を出港して小笠原を目指します。

東京湾は非常に船の混みあう地域で、高速で航走ができません。なので久里浜から乗船するというだけで3時間もの短縮になるんです。神奈川方面からお越しになる方には、特に便利な便になると思います。

歴史的にみても、小笠原は黒船のペリーの寄港を受けたことがあり、久里浜はペリーが始めて本土で上陸した場所で、実は因縁のある場所なのです。そんなことを考えながら船旅をするのも楽しそうですね。

久里浜からの乗船に関する詳細は、小笠原海運HPからご確認ください。

母島の様子

ちびっこクラブ運動会

先週からお待ちかねだった、ちびっこクラブの運動会が開催されました!

しかし、またしても朝から雲行きが怪しく、会場のお祭広場に着いた時に「もしや」と予感がよぎりましたが、子供達の「かけっこ」まで進んだところでとうとう雨が降りだしてしまいました。そこで急遽小中学校の体育館に場所を移動してプログラムを再開。予定よりちょっと時間は押したものの以後のスケジュールは淀みなく進み、最後まで楽しい運動会を行うことができました。

いろいろな種目があり、子供達は今日までの練習の成果をいかんなく発揮しました。リレーで大胆なショートカットを試みる(?)などもご愛嬌で、子供らしいハプニングも笑いを誘いました。またお母さんたち中心にひそかに練習してきた応援合戦も、どのチームも見事なできばえで、子供達の種目に負けないほどの盛り上がりぶりでした。

圧巻だったのは、子供達全員による「バルーン」の演技です。みんなで大きなバルーンのすそをもって音楽に合わせて膨らませたり回ったりします。大掛かりな仕掛けにもかかわらず全員の息があっていて、完璧な演技でした。これにはみんな感動して目元を光らせる親御さんも・・・(私も・・・)。

多くの方がたの努力ですばらしい運動会になったと思います。とくに今日に向けて準備をしたり、突然の雨に対応したり、指導員やボランティアの皆さんたちは本当に大変だったと思います。あらためてお疲れ様でした!

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母島の様子

追漕船

 

今日はおがさわら丸の出航日でした。お客さんの見送りのため、船客待合所にいたところ、「追漕船を出すから乗らない?」と誘われ、急きょ追漕船に乗ってきました。おがさわら丸出港日の名物風景として人気のあるこの追漕船。私は見送られる側(おがさわら丸船内)でしか見たことがなく、初めて見送る側に参加したのですが、また違った感動があり、思わず“ジーン”と、きてしまいました。島の人の温かい人柄に触れることのできるこの見送りセレモニー、いつまでも続いていってほしいものです。

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母島の様子

アイランダー2009

11月21・22日、池袋サンシャインシティで行われるアイランダー2009に、今年も小笠原は出展いたします。昨年までは、おがさわら丸の入渠期間と、イベント開催期間が同じだったため、縮小版での参加でしたが、今年はおがさわら丸の入渠時期が1月にずれたため、島からも多くの人が参加します。イベントの詳細は現在調整中ですが、現在決まっている内容をお知らせいたします。当日はみなさまのご来場を、お待ちしております!

日時:平成21年11月21・22日(10:00~18:00)※最終日は17:00まで

場所:池袋サンシャインシティ 文化会館2階 展示ホールD

小笠原ブース出展内容(予定):タコノハ細工体験教室、アカギの箸づくり、小笠原特産品展示即売、ラム酒試飲販売ほか

ステージ出演:南洋踊り、フラ

 アイランダー2009

母島の様子

アカガシラカラスバト繁殖期間始まる

今年はなんとなく例年より少し早い気がするのですが、アカポッポの愛称で知られている、アカガシラカラスバトが繫殖時期を向えています。このアカガシラカラスバト、国の天然記念物に指定され、生息数はわずか20羽ほどとも言われている大変貴重な鳥です。小笠原では、南島や石門の適正な利用ルールや、ホエールウォッチングの自主規制など、自然の保全と利用バランスを守るため幾つかルールを設けているのですが、父島の東平にあるアカガシラカラスバトサンクチュアリーでも繁殖期間である11月1日から3月31日までは入林禁止とする自主ルールが設定されています。入林禁止期間までまだ1週間以上ありますので、東平アカガシラカラスバトサンクチュアリーに入る際は、繫殖期間に入っていることを念頭におき、配慮しながらハイキングを楽しんでくださいね。そして、アカポッポには安心して元気な子供をたくさん育てて欲しいものです。

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母島の様子