小笠原を代表する味覚の一つになっている、アカバ(アカハタ)。島周りで手軽に釣ることができますが、根魚ゆえの資源の枯渇も心配されます。
小笠原島漁協では、育成したアカバの稚魚を放流しています。今日、生後95日目の稚魚を放流しました。
放流稚魚は全部で10,253尾。当初の計画より数が少なかったようですが、そのためか育ちがよく、大きいものでは約10センチほどに成長していました。
放流は、宮之浜と釣浜沖の2箇所で行いました。台風のうねりが来ているかと思いきや両方ともべた凪で、稚魚たちは兄島瀬戸のおだやかな海へと消えていきました。
母島の様子!
「返還40周年事務局の独り言」
アカバの稚魚放流
2008年9月30日