月別アーカイブ: 2008年9月

アカバの稚魚放流

小笠原を代表する味覚の一つになっている、アカバ(アカハタ)。島周りで手軽に釣ることができますが、根魚ゆえの資源の枯渇も心配されます。 小笠原島漁協では、育成したアカバの稚魚を放流しています。今日、生後95日目の稚魚を放流しました。 放流稚魚は全部で10,253尾。当初の計画より数が少なかったようですが、そのためか育ちがよく、大きいものでは約10センチほどに成長していました。 放流は、宮之浜と釣浜沖の2箇所で行いました。台風のうねりが来ているかと思いきや両方ともべた凪で、稚魚たちは兄島瀬戸のおだやかな海へと消えていきました。 P1050782.JPG P1050791.JPG 母島の様子
「返還40周年事務局の独り言」

サイン色紙

今回の船便では、シャンソン歌手の小笠原詩子さんのほかに、俳優の坂口憲二さんも小笠原にいらしていました。 40周年事業事務局では、小笠原に有名人が来られるたびにサインをいただいております。今回もお二人からサインをいただきました。 坂口憲二さんは、「BS-i」で制作しているドキュメンタリー番組「海からみたニッポン」の取材のために来島されていました。色紙にも「海からみたニッポン2008」と入ってます。放送予定等はいまのところ未定です。 サイン色紙は、まるひ横の40周年事業事務局でご覧いただけますので、お立ち寄りください。来島記念ポストカードの配布も行っております! P1040013.JPG 母島の様子
「返還40周年事務局の独り言」

野球大会 役場チーム優勝

今夏は返還40周年を記念して、野球大会が行われました。 参加したのは全部で9チーム。トーナメント方式で対戦が進められ、今日はその決勝戦です。 対戦チームは「村役場」と「PBC」。試合は6-3で村役場が勝利しました! 優勝旗とカップが久々に村役場に戻り、本日は祝杯です!いろんなスポーツ大会があるなかで、村が優勝したのは久しぶりだったので、うれしいです。 最後に、大会の運営に携わった皆様は本当にお疲れさまでした。 yuushou.jpg 母島の様子
「返還40周年事務局の独り言」

小笠原の古謡とシャンソンの夕べ

人気シャンソン歌手の小笠原詩子さんが島にやって来ました。 小笠原さんは島での在住経験があり、今でも小笠原を心の故郷にしてくれているのだそうです。 今日、地域福祉センターで「小笠原の古謡とシャンソンの夕べ」と題して、コンサートが行われました。 「シャンソン」とはフランス語では「歌」を指す言葉で、日本ではフランス語で歌われる曲を指して使われています。 語りかけるようなシャンソンのメロディーに、訪れた人はしばし聞きほれていました。 shanson021.jpg shanson024.jpg 母島の様子
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母島船客待合所にて 南硫黄島展示

母島の船客待合所に、興味深い展示がありました。 昨年度行われた「南硫黄島調査」の成果を写真や説明パネルにしたもので、標本等の掲示もあります。 さらに、調査員が実際に寝起きしたテントや炊飯道具などの生活物資まで展示されていて、現地での調査員の苦労が伝わってくるようです。 この展示は、来月には父島のビジターセンターでも予定しているそうです。多くの人に見ていただきたいです。 P1020985.JPG P1020983.JPG 母島の様子
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兄島移入植物除去事業

ボランティアの皆さんにより実施されている「移入植物除去事業」。今回は兄島の滝之浦海岸で実施しました。 今回除去された植物は、主に「ランタナ」。「ランタナ」はカラフルな小花が密生している姿がきれいで、個人的には好きな花です。一般的にも観賞用に使用されたりします。 でも小笠原の自然界では移入植物。滝之浦海岸の崖べりに大きな群落があったので、そこを集中的に除去しました。 作業時間は2時間半ほど。大きかった群落がまるまる無くなってしまいました。写真で見ると、一目瞭然ですね。 終了後はお弁当を食べて、キャベツビーチでちょっとだけ遊泳させてもらいました。 P1010676.JPG P1010681.JPG 母島の様子
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小笠原・内地祭り2008

「内地でも、体験できる、小笠原」をキャッチフレーズに、「小笠原・内地祭り2008」が開催されます。 このイベントは村などの公共機関が行っているものではなく、内地在住の小笠原ファンが主体となった運営実行委員会により企画され、返還40周年実行委員会と共同で主催しています。 それだけに、自由な発想で「東京にいながら、小笠原に目一杯ふれられる」熱気あるイベントになりそうです。 ■開催概要  開催日 : 平成20年10月13日(月祝)10:00~  開催場所 : 晴海客船ターミナル  主催 : 小笠原・内地祭り2008運営実行委員会 イベントは第一部、第二部にわかれています。 第一部(10:00~17:00)では「展示コーナー」「体験コーナー」「講演コーナー」「物販コーナー」「ステージ」が会場内に設けられており、それぞれ自由に行き来ができます。入場は無料です。 第二部(17:00~19:30)はステージを会場にして、「語り・音楽・伝統・踊り」感性で感じる『小笠原』として、特別講演や音楽ステージ、芸能披露、落語寄席が行われます。入場料は1,000円です。 イベントの詳細やアクセス等については、内地祭り2008HPをご覧ください。 naichi2-A4.jpg naichi_fB3.jpg 告知用のリーフレット 母島の様子
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秋分の日

今日は秋分の日。小笠原だけでなく、日本中が秋分の日です(当たり前)。 最近陽が落ちるのが早くなってきたなぁと思ってましたが、今日が秋分の日であればこれからもっともっと日没が早くなってくるんですね。なんとなく寂しげな気分になります。 「秋分の日」をネットで調べてみたら、「昼と夜の長さが同じになるといわれるが、実際は昼の方が長い」のだそうです。理由として、「1.大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見えるため」、「2.太陽の上端が地平線と一致した時刻を日出あるいは日没と定義しているため」とありました。なるほど。 ちなみに、今日の小笠原は日の出が5時20分、日没が17時27分でした。小笠原は子午線よりずいぶん東側にあるため、日の出も日没も早い時間に訪れるのです。 母島の様子
「返還40周年事務局の独り言」

母島柔道大会

昨日母島小中学校で、返還40周年記念事業の一環として「母島柔道大会」が開催されました。 大会には父島の子どもたちも訪れ、母島の子供達と交流紅白試合が行われました。 父島でも母島でも、柔道の稽古をしている時は、元気の良い声や音がよく聞こえてきます。みんないつもの稽古の成果を発揮できたようで、内地からお招きした先生からもお褒めの言葉がありました。 柔道は相手を倒す技術を身につけるだけのものではありません。例えば「受身」の技術は、いざ転倒した時に命を救うことがあるかも知れません。また精神修養にも良く、挨拶や作法一つとっても普段の生活に活きる習慣づけが行われると思います。 あらためて「日本のお家芸」を見直したいものですね。 P9210154.JPG P9210194.JPG 母島の様子
「返還40周年事務局の独り言」

秋の全国交通安全運動スタート

今日から「秋の全国交通安全運動」がスタートしました。父島では、地域福祉センターでオープニングイベントが行われました。 会場には子どもを中心に、大勢の人が集まりました。警視庁のマスコットキャラクター「ピーポ君」が姿を見せると、子ども達(子供連れのの親?)に大人気で、交通安全啓蒙に一役買いました。 小笠原では父島に信号が2基あるだけで交通過疎地のような印象を受けますが、意外と車の交通量は多いです。ドライバーには、常に安全運転の意識が求められます。 観光にいらした方も、「いなかだから」と思わず、車の行き来にご注意くださいね。 DSCF8793.JPG DSCF8806.JPG 母島の様子
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