アオウミガメの卵の移植

こちら父島は、風はありますがとてもいい天気です。大村海岸に行ってみたところ、泳いでいる方がいました。うらやましいなぁと思いつつ海岸を歩いていると、小笠原海洋センターのスタッフの方々がアオウミガメの卵を移植されていました。(炎天下の中、お疲れ様です!)

大村海岸は、集落の中心部に隣接していることから、夜間、卵からふ化した稚ガメが街の灯りに誘引され、海とは反対の道路や集落に向かってしまうことがあります。海洋センターではアオウミガメ保全事業の一環として、そのようなことが無いように大村海岸で産卵された卵を移植し、海洋センターの管理のもとで、ふ化させています。今の時期、海洋センターでは、たくさんの赤ちゃんカメを見ることができますよ。ぜひご来館ください!

 

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 移植作業中のスタッフの方(左)とウミガメの卵(右)