元旭山動物園長の小菅正夫さんと行くツアーの皆さんが来島されました。
人と人とのつながりの中でお会いする機会があり、このブログにお写真と感想を載せさせていただくご了解を頂き、夕日をバックにやさしい笑顔のお写真を撮ることができました。
今回は中2日間、海に出られてクジラを見たり、南島に上陸したり、小笠原を満喫されたようです。
小笠原の感想をお伺いすると、
「まず天気に恵まれたこと、そして地元のガイドが自然を大事にしていることが良く分かりました。今回のガイドさんは外来種対策を行う意味、世界自然遺産のことをしっかりと説明し、何を聞いても分かりやすく説明してくれました。エコツーリズムを進める上で、観光客とも共有することが必要です。また地元の人も恩恵を受けることが必要です。地元の人たちが、『コウモリがいて良かった』、『クジラがいて良かった』と言えることが大事です。普段と違う景色と暮らしがあり、私の80歳を超えた叔父と叔母も『また来たい。』と言っていました。」
お聞きした感想を3分の1くらいにまとめてしまっていますが、動物園における行動展示導入の先駆けとなった方だけに、素晴らしい感想をお聞かせくださいました。
それはお褒めの言葉を頂いたということではなく、エコツーリズムを進める上で、主役の一人である観光客の皆さんに、楽しくかつきちんと情報や考え方を共有してもらうこと、それができたガイドさんの元では皆さんが満足されるということを示唆してもらったと思っています。
小菅さん、是非また来島してください。