小笠原の星空は日本一

このたび、環境省主催の調査結果で小笠原の星空が「日本一」になりました。
以下、村民だより8月号からの抜粋です。天体ファンの皆さんもぜひ日本一の星空を見に小笠原へ遊びに来てください!

 

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小笠原の星空が日本一になりました。
これは、環境省主催の「全国星空継続観察」において平成22年度に行われた全国627団体の調査結果のうち、小笠原天文倶楽部が父島の小港海岸で計測した数値が1位になったというものです。
この調査で小港海岸の夜空の暗さは、1平方秒角あたり25.1等級という数値になりました。これは、沖縄県波照間島が持っていた日本記録を明るさ換算で1.7倍も上回る(暗い)記録です。
星空は、星のない夜空の部分が暗いほど、暗い星まで見えることになるため、美しい星空となります。
この調査結果によって、小笠原の星空が日本一美しいことが証明されたと言って良いでしょう。
夏は天の川が濃く見える季節です。月のない夜に空を見上げてみてください。そこに広がるのは、日本一の星空です。
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