小笠原では、1月から少雨傾向が続いており、平成23年7月5日現在、水道の水源である各ダムの有効総貯水率が満水時に比べ、父島で45%、母島で72%まで低下しております(例年なら、ほぼ100%です)。
6月の降水量は、父島で6.0mm(平年の5%)と、まとまった雨が降っていません。夏の観光シーズンを迎え、このまま期待される降雨がない場合は、8月末頃にダムの水がなくなる見込みです。
父島では水道水確保のため7月4日から公共シャワーを停止し、給水圧を下げる第1次給水制限を開始しました。
村民及び来島者の皆様にも小笠原の水事情をご理解の上、水道の使用に際しては、節水にご協力をお願いいたします。