小笠原の海の人気者、というといろいろ名前があがりますが、間違いなくTOP5に入るであろうアオウミガメ。
小笠原諸島は日本最大のアオウミガメの繁殖地でもあるんです。
毎年、多くのアオウミガメのお母さんたちが島の浜で卵を産み、多くの子ガメたちが海に旅立っていきます。
そして、大きくなってまた新たな命を繋ぐために、太平洋をはるばる泳ぎ、小笠原に帰って来るんです。
さて。
この度、泳ぎじゃなくておがさわら丸に乗って帰ってきた子ガメたちがいます。
1年間、すみだ水族館の人気者として過ごした2頭のアオウミガメが、すみだ水族館のスタッフの皆さんと一緒に里帰りしてきました。
そして生まれ故郷の小笠原の海から、今度は大きな太平洋にと改めて旅立って行きました。
旅立ちの様子は、すみだ水族館のtwitter(@Sumida_Aquarium)で動画でご覧いただけますよ。
浜から海に入った子ガメは、しばらく辺りを楽しむかのようにグルグルと泳いだ後、「んじゃ行ってきます!」とばかりに湾の外に向けて泳ぎ去っていきました。
行ってらっしゃい!
また見るよ!
そしてまた新たに、2頭の子ガメがおがさわら丸に乗り、すみだ水族館へと旅立って行きました。
この子たちもたくさんの人に愛されて、大きくなってまたこの島に帰ってきてくれることでしょう。
皆さんもぜひ、会いに行ってみてくださいね。
なお、小笠原でキュートな子ガメたちに出会いたい方は、小笠原海洋センターがお勧めですよ!
母島の様子!
ウミガメ、故郷に帰る(そしてまた旅立つ)
2020年9月15日