月別アーカイブ: 2015年12月

すごいよ!!ウミザルさん

広い太平洋に浮かぶ小笠原諸島。
日本のEEZの1/3が小笠原諸島の島々により確保されているんですよ(豆知識)

そんな広大な海の安全を守ってくださっているのが我らが海上保安庁の皆さん。

12/26(土)に、二見港桟橋でPL31 巡視船「いず」の一般公開が行われました。
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「いず」は平成7年の阪神淡路大震災を教訓として海上保安庁初の「災害対応型巡視船」として建造された船です。

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災害現場に近い洋上の対策本部として機能するOIC室、

最大120人を収容できる仮設の救護室にもなる大会議室、

手術台やレントゲン設備まで備えた医務室に、

人では潜れない水深200mまでも探査可能な自航式水中TVカメラ、
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などなど、災害対応に必要な機能をずらりと備えたすごい船なんです。

見学に来られた皆さんも興味津々。

また、「いず」には平成9年10月から潜水士さんが乗り込むようになり、「救難強化巡視船」とも言われるようになったそうです。

この日も潜水士さん、いわゆる「海猿」さんたちのデモンストレーションがありました。

「いず」の舳先から飛び込んで、海中からロープで登はん!しかもフィンはいたまま!とか、
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船の係留ロープを伝って陸上から船に乗り移ったり、とか。
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逆バージョン(難易度↑)
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すごい技術と勇気を見せていただきました。
見学の皆さんも大興奮。
うら若き女子たちは目がハートに。

来年は申年ですね。
海猿さんたちをはじめ、海上保安庁の皆様、来年もがんばってください!

母島の様子!

【速報】おがさわら丸の運行について

島内では先程防災無線でお知らせしましたが、おがさわら丸は一先ず機関の修理を終え、

明日、12/22(火)11時30分に竹芝発、
明後日、12/23(水)13時に父島着、

ということになりました。

島内は一安心。

特にたくさんのお父さんお母さん(おじいちゃんおばあちゃんも)は胸をなでおろしたことでしょう。

そして村民の皆さん、年賀状を出すなら忘れずにこの便で出しましょうね。

母島の様子!

12/20(日)東京発のおがさわら丸

先ほど発表がありましたが、機関の調子が悪くなり、急きょ東京に引き返しとなったようです。

16:10現在、伊豆大島の真東にいる模様。

なお、今後の運行については現在は未定のようです。
小笠原海運のHPでこれから発表される見込みです。
ご確認くださいね。

母島の様子!

小笠原DAY2016

すっかり年の瀬。
小笠原も大分朝晩は冷え込むようになってきました。
日中は結構暑いんですけどね。いまだに半袖メインな島の人々。

さて、年が明けて1月17日(日)には、毎年好評の「小笠原DAY」が開催されます。

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ていうか「小笠原DAY」って何?という方に説明すると…。

一言で言えば、年に一度開催される「小笠原ファンの祭典」です。

島民や小笠原で出会った仲間との再会という楽しみはもちろん、島の料理や小笠原ラムに舌鼓。
島の歌や芸能に酔いしれるステージ、島のフレッシュな農産物などをゲットできる「オガマルシェ」…

その他もろもろ盛りだくさんな、まさに「島づくし」「島まみれ」な時間を堪能できるイベントです。

イベント開始直後にはおがさわら丸が入港してきますので、お出迎えも楽しめます。
この日の下船風景は降りてくる人たちも出迎えのテンションにつられて、ちょっといつもと違ったテンションになりますね。

そういえばおがさわら丸とははじま丸は来年7月に新造船が就航予定。
今年の小笠原DAYではその新造船にスポットを当てたコーナーもやります。
このとき初めて明らかになる新造船のビッグニュースがある                                                                                                          かも!知れませんよ!

詳しくは、小笠原村観光局の特設HPをチェック!

http://www.visitogasawara.com/ogasawaraday2016/

こちらにまだ載っていないステキな企画もまだまだあるらしいですよ。
楽しみにお待ちくださいね。

竹芝船客待合所で僕と握手!

母島の様子!

X’masが今年もやってくる

もう12月。
街はX’masムード一色になる季節ですね。

小笠原にもX’masはやってきます。
鳥たちの巣立ちと共に。

例年、小笠原には繁殖のためにオナガミズナギドリがやってきます。
つがいとなり、ひなが産まれ、巣立っていくのがちょうどこの時期。

光に吸い寄せられる習性があるので、巣立ちの時期の夜間、明かりに誘惑されて不時着してしまうことが多々あります。
そのため、少しでもそのリスクを減らすため、小笠原自然文化研究所がライトダウンを提唱しています。

巣立ちが終わったとのお知らせがあり、いよいよ昨晩から、イルミネーションも解禁となりました。
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船客待合所前のガジュマルが、イルカのクリスマスツリーに。


1月中旬頃まで、夕方から点灯します。

母島の様子!