近自然工法による遊歩道整備

本日は遊歩道の整備作業に参加してきました。

近自然工法と言う、ちょっと聞きなれない工法で作業をしました。

この工法は、身近にある植物や、現場付近にある石を使って、より自然に近い状態で整備を行う方法です。

遊歩道を歩きやすくするためにどのように補修するか、北海道山岳整備の岡崎哲三氏による丁寧なレクチャーを受けながら、実際に作業に取り掛かりました。

 

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写真ではわかりづらいですが、今日の施工箇所はやや傾斜があり、木の根以外は踏み面があまりない箇所でした。(施工前)

そこに、歩く人の気持ちを考えて木や石を配置して行きます。

実際に施工箇所を歩いてみると、自然と足を踏み出す位置に階段があり、そして登り下りともに、施行前に比べ、ストレスなく歩くことができるので、とても驚きました。(施工後)

 

施工前                  施工後

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昨日の大雨で、今日の作業ができるのか心配でしたが、ほとんど影響なく作業ができました。

遊歩道を歩く機会がありましたら、一度立ち止まって、足元の地面にも目を向けてみてください。

 

母島の様子!