現在、防波堤の改良工事が行なわれている青灯台ですがそこからほど近い公園の一角にも、もうひとつ青灯台があります。
実はこれ、先代の青灯台なんです。昭和10年(1935年)に建設され、終戦後のアメリカによる統治時代にも灯器を交換して使用されていたそうです。その後、小笠原諸島が日本に返還され、昭和57年(1982年)の防波堤建設に伴って撤去されるまでの実に47年間もの間、港に入る船舶の安全を見守っていました。
戦前・戦後の父島を見つめていた青灯台。ご来島の際は、ぜひ散歩のついでにご覧になってみてはいかがですか?
当時の青灯台(昭和47年 小笠原支庁港湾課撮影)