環境省を中心とした事業「全国星空継続観察」によると、小笠原の星空がなんと2年連続で日本一となりました。日中は海や山のエコツアーに、夜は日本一の星空を見にぜひご来島ください。天体ファンの皆さんもぜひお越しください!以下、村民だより8月号からの抜粋です。
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小笠原の星空が昨年に引き続き2年連続で日本一になりました。
環境省を中心とした事業「全国星空継続観察」では、夜空の暗さを全国的・継続的に測定して、大気環境の保全に生かしています。
小笠原天文倶楽部はこの事業に平成22年度から参加しています。そして、昨年夏に父島・コペペ海岸で小笠原天文倶楽部が取得したデータから、夜空の暗さが全国1位であることが分かりました。初参加だった平成22年度の小港海岸に引き続き、2年連続の1位です。
環境省発表の資料によると、コペペ海岸の夜空の暗さは、北海道や東北・山陰などの山間部に比べ、約3~5倍以上の暗さとなっています。
星のない夜空の部分が暗いほど暗い星まで見えて美しい星空となるため、小笠原の星空が日本一美しいことが、改めて証明されたことになります。
今年の夏も、日本一美しい星空を貫く天の川を、暗闇によく目を慣らしてからご覧ください。
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小笠原の美しい天の川 ©筒井浩俊