掃海訓練視察

 硫黄島では、現在一般住民がいないことや本土から遠く隔絶されていることで実施できる自衛隊の訓練がいくつかあります。
 その一つである、実機雷処分訓練の視察をさせていただきました。
 今回視察した訓練は、海面にある機雷を水中処分員が爆薬を取り付け、機雷を誘爆させて処分するという内容です。爆破の瞬間は水柱が上がり、一瞬の間をおいて爆発音が響きました。
 戦後60年たった今でも、関門海峡や瀬戸内海では第2次大戦の際の機雷が見つかり処分することもあったり、湾岸戦争の時には日本の掃海部隊が国際貢献して処分を行ったりしたこともあるそうです。
 村民生活では、急患発生の際にお世話になる自衛隊ですが、このような訓練の積み重ねがいざという時に私たち国民を支えてくれるのだと思いました。

 

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 東京都、漁協の皆さんと視察                        爆破の瞬間