今月14日(土)に父島を出港した後、しばらくドック入りしていたおがさわら丸ですが多くの乗客を乗せ、本日竹芝を出港しました。竹芝出港時の写真をいただきましたので、一足早くご紹介したいと思います。いかがですか?船体が真っ白にきれいになっていませんか。明日の父島への入港が楽しみです。
2012年1月31日
今月14日(土)に父島を出港した後、しばらくドック入りしていたおがさわら丸ですが多くの乗客を乗せ、本日竹芝を出港しました。竹芝出港時の写真をいただきましたので、一足早くご紹介したいと思います。いかがですか?船体が真っ白にきれいになっていませんか。明日の父島への入港が楽しみです。
2012年1月30日
父島のははじま丸船客待合所に外来種の拡散を防ぐ泥落としマットが設置されています。
父島では、固有のカタツムリを食べてしまうニューギニアヤリガタリクウズムシ(プラナリアの一種)が侵入し、カタツムリは絶滅の危機にありますが母島への侵入はまだ確認されていません。父島から、ははじま丸にご乗船の際には、靴底の泥落としにご協力をお願いします。
2012年1月27日
昨日に続き、本日もこの時期に見られる固有種のお花を紹介します。
このお花は「ムニンアオガンピ」と言って、父島や母島、その他の島々の乾燥した日当たりの良い場所に多く生えています。
画像では大きく見えますが、1cm弱の小さな黄色いお花で、その小ささが可憐でとても可愛らしいです。
「サクラコウゾ」とも呼ばれ、戦前は樹皮を紙の原料にしていたそうです。
この樹皮はロープに使えるほど強いそうなので、丈夫な紙が出来ていたのでしょうね。
2012年1月26日
本日は、日本全国この冬一番の寒さだそうですが、小笠原は昨日よりは風が強く冷たいという程度です。
村役場の海側玄関付近にはシマシャリンバイが植わっており、12月~3月が花のシーズンですので、ちょうどお花が咲いています。
白い梅に似た可愛らしい小さな花で、ほのかな香りもあります。
この時期は、ハイビスカスやプルメリアもあまり目につかなくなりますので、身近なところで固有種のお花が見られて、とても心が和みます。
2012年1月25日
今日のお昼過ぎにOWA(小笠原ホエールウォッチング協会)から、ザトウクジラが二見湾内に入っているとの連絡がありました。
私が駆けつけた時には、残念ながらすでに湾内から去った後だったのですが実際にザトウクジラを見たOWAの方にお話しをうかがったところ、親子らしき2頭の背中、ブロー(潮吹き)がはっきりと確認できたそうです。話を聞きながら、またさらにクジラを身近に感じることができました。
2012年1月24日
2012年1月23日
昨日は、ロードレース大会が開催されました。小学生から中学生、高校生、一般の参加者が日ごろの練習の成果を発揮すべく、大会に臨みました。
小学校低学年の2kmコースから、一般の6kmコースまで設定されており、自分のペースで皆さん全力を尽くされていました。
沿道には、参加者に「がんばれー!」と声をかける応援の方々も多くいらっしゃいました。
2012年1月20日
村役場のホールには、昨年末より新しい絵が飾られておりますが、お気づきになりました?
世界自然遺産登録を記念して小笠原海運さんよりご寄贈いただいた、柳原良平氏による貼り絵です。
柳原良平氏は、アンクルトリスのイラストレーターとして有名な方ですが、商船三井・佐渡汽船・太平洋フェリー・東海汽船の名誉船長でもあり、数々の船の作品を書かれております。
おがさわら丸の出港風景が見事な貼り絵になっており、とてもステキな作品ですので、村役場にお立ち寄りの際はぜひご覧になってください。
2012年1月19日
父島では、普段からマラソンやウォーキングをしている方は多いですが、12月頃からはさらに増え、夕方マラソンの練習している子ども達も多く見受けらるようになります。
それは、父島では毎年1月にロードレース大会が実施されるからでもあります。
小中高校は学校行事としての参加、村民の皆さんは子ども達の応援や一般部門で出走される方と、50名近い方に道路監察員としてご協力いただきますので、それらを合わせると500名以上!という大きなスポーツイベントなのです。
昨晩は、監察員説明会が行われ、配置場所やコース図とともに監察員の仕事内容の説明を受け、まさにいよいよという雰囲気になってきました。
↑この大会要項の表紙は10年以上同じデザインですので、以前父島に住んでいた方などは、懐かしく思っていただけるのでは?
2012年1月18日
ムニンシラガゴケのことを調べようとHP検索をしていたら、日本蘚苔類学会で「日本の貴重なコケの森」を選定していることを知りました。2010年までで14か所選定されており、その中には母島の乳房山が含まれていました。「選定に際して」という前文には「貴重なコケが生育したり、コケが豊富で美しい場所は、その周辺一帯の自然度がとりわけ高いことを示していると考えられています。」とあります。
母島にのんびり宿泊して、貴重なコケが生育する森を楽しんでみませんか?
以下に日本蘚苔類学会HPに記載されている乳房山の認定理由などを引用します。
乳房山(2010年8月19日認定)
■所在地:東京都小笠原支庁小笠原村母島
■範囲:乳房山(登山口~山頂)
■所有:管理者国有林(小笠原国立公園,小笠原諸島森林生態系保護地域)
■認定理由:乳房山は標高463 m で,タコヅル,ハハジマノボタンやワダンノキなど多くの固有植物が生育しており,林内の腐木上には小笠原固有の蘚類であるムニンシラガゴケの群落が見られる。また,樹幹には固有種を含む多くのクサリゴケ科やヤスデゴケ科の種が生育している。標高400 m を越えたあたりからは雲霧帯となっており,レッドリストの絶滅危惧種に指定されているオガサワラキブリツノゴケが出現し始め,山頂付近の一部には同じく絶滅危惧種に指定されているキノボリツノゴケも生育している。このほかレッドリスト掲載種としては,オガサワラカタシロゴケ,オガサワラキララゴケ,サケバキハネゴケ,シナクジャクゴケ,トサヒラゴケが生育している。
乳房山の森