月別アーカイブ: 2010年7月

IUCN 現地視察終了

 7月4日から来島していたIUCN(国際自然保護連合)のピーターさんとナオミさん。10日間の現地調査を終えて島を離れていきました。関わった多くの皆さん本当にごくろうさまでした。

 前日は関係機関に対するIUCN側からのプレゼンがあり、今後の管理体制について様々な提案や事例紹介行われました。ツーリズムに関してもお話があり、世界自然遺産になったとしても、適切な管理が行われるようエコツーリズムの推進を図っていきたいと思っています。
 さて、その後は「さよならパーティー」が行われ、各機関から最後のアピール(?)を行いました。そして、村はやっちゃいました。何と「小笠原自然遺産音頭」を本邦初公開しました。多分受けていたのでポイントは上がったとは思っていますが…。(まあ、音頭で世界遺産になるとはだれも思っていませんが。)今年の盆踊り大会(8月12日~14日)に向けて、振付をお願いしていますので乞うご期待。

 

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「小笠原自然遺産音頭」
1 ムニンノボタンヒメツバキ
  可憐な花が咲きにおう
  世界の宝だ小笠原
  ムニンノボタンヒメツバキ
  明日に花を咲かせよう
  かなえよう小さな島の大きな夢を
2、3 略

 

南島に渡りました

このところお伝えしているIUCNの現地視察調査ですが、9日は南島に渡りました。

海も落ち着き、夏の日差しの中、精力的に動かれていました。

随行している私は待っている間、数少ない日影に身を寄せると同じように日影に集まる

先客のヤドカリが動き回っていました。6本脚で動き回りますが、足跡は4本分。

真ん中の2本分はヤドカリの殻が後から引きずられるので消えています。

ヤドカリの足跡は分かっていましたが、足跡のでき方をじっと観察したのは初めてでした。

他にも南島はこの時期、ウミガメの足跡がたくさん見られます。

IUCNのお二人も、カメの足跡やヒロベソカタマイマイの写真を砂まみれになって撮っていました。

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南島 扇池をバックに                ウミガメの足跡

写真で出かける、世界自然遺産推薦地 小笠原

内地にて実施される写真展のお知らせです。

■「写真で出かける、世界自然遺産推薦地 小笠原」
 
会期:2010年7月15日(木)~8月16日(月)
 
時間:10時~19時

会場:東京都健康プラザ ハイジア 1階アトリウム201(新宿)

http://www.e-ogasawara.com/logo/2010haijia.pdf

「小笠原への旅を写真パネルで再現!」という趣向を凝らした内容になって
いるそうですよ。
 
 

小笠原サマーフェスティバル2010

『小笠原サマーフェスティバル2010』のイベント日程が決定しました!

8月1日(日) 16:30~ シマアジ放流(青灯台)

   3日(火) 17:00~ ウミガメ放流(大村海岸)

   7日(土) 17:00~ JAMMIN(お祭り広場) 

   9日(月) 19:30~ 星空観望会(お祭り広場)

  12日(木) 18:30~ 盆踊り(お祭り広場)

   13日(金) 18:30~ 盆踊り(お祭り広場)   20:00頃~ 花火大会(青灯台より)

  14日(土) 18:30~ 盆踊り(お祭り広場)

  18日(木) 17:00~ ウミガメ放流(大村海岸)

  21日(土) AM/PM さざんくろす体験乗船(青灯台)  19:00~ 南洋踊り&KAKA(お祭り広場)

  24日(火) 18:30~ 野外映画会(お祭り広場)

  26日(木) 19:30~ 星空観望会(お祭り広場)

  28日(土) 17:30~ フラ・オハナ(お祭り広場) 

  29日(日) 18:30~ Newsボニンタイム

9月4日(土)  9:00受付開始 ビーチバレー大会/ビーチかるた大会(小港海岸)

 

今年の夏も盛りだくさんです!ぜひ一緒に楽しみましょう。

詳しくは、下記をご覧ください。

http://www.ogasawaramura.com/topics/20100707_296.html

 

母島の様子!

硫黄3島クルーズ

南硫黄島、硫黄島、北硫黄島の3島をめぐるクルーズが行われました。今年は実施を

早めたため、ネッタイチョウという白くてきれいな鳥が多く見られました。

このクルーズを利用して世界自然遺産指定に向けたIUCNの調査も行われました。

南硫黄島は大海原から、いきなり900mもの高さに突き出ており、山頂は雲に覆われ

雲霧帯を形成しています。今回も頂上を見ることはできませんでしたが、原生の自然を

洋上から眺めることができました。

まだ未参加の皆さん、ぜひ来年はクルーズにご参加ください。

 

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南硫黄島                      クルーズ限定ランチボックス

サークルレインボー

サークルレインボーとは、スバリその名の通り『丸い虹』です。

父島でちょうど今掛かっています!!

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青空のてっぺんで太陽にかかる虹、大きくてステキです。

この現象、気象学的には虹と分類はされないようですが、アーチの虹と同様に見ているだけで幸せになる美しさでした。

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ただ、この日暈と呼ばれる現象は、雨の兆しと言われているようですよ。

 

 

母島の様子!

 

 

IUCNによる調査の様子

ユネスコから委託されたIUCN(国際自然保護連合)の調査員のお二人が来島されています。

調査として、「地質・地形」、「生態系」、「生物多様性」、この3つの遺産価値と、それを保全

していく仕組みや地元の熱意を13日まで見たり聞いたりします。

遺産指定の可否は、バーレーンで来年夏に行なわれる世界遺産委員会で決定されます。

 

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歓迎の様子                     父島長崎にて

母島 ウミガメの産卵

仕事で母島に行ってきました。

脇浜なぎさ公園横にあるウミガメの産卵保護施設には、生け簀にオス4匹、メス35匹の

合計39匹のウミガメが囲われています。

昨夜、夕食を済ませた後に散歩がてら生け簀に行ってみたところ、保護員と一緒に

すでに5名ほどの観光客らしき方々が集まってました。横からのぞいてみると、まさに

産卵しているところでした。

間近で見ることができた観光客の皆さんは、とても感動されてる様子でしたね。

また、保護施設内ではふ化して間もない赤ちゃんも見ることができましたSmile

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世界自然遺産へ現地調査開始

世界自然遺産登録に向けた現地調査を行なうため、IUCN(国際自然保護連合)の

調査員を乗せたおがさわら丸が昨日、入港しました。

昨日は、父島の森林を調査員が訪れ、現地の固有植物や外来種などに詳しい研究者の

話を聞くなど調査が早速開始されました。

調査員は今月13日まで滞在し、この調査の結果を踏まえ、来年夏に登録の可否が

決まります。

 

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遠泳大会

今日は小中学校遠泳大会です。

集合場所の青灯台、8時現在は

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うーん、海は凪ていますが、いつもより涼しい朝で泳者のテンションは上がりにくいかもしれません。

 

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前浜の自衛隊側には、オレンジブイが浮かんでおります。

あちらが目標なのですね。

おっとっと、8時40分を過ぎて晴れ間が広がってきました。

これならテンション上がりますね。

小中学生の皆さん、掛け声(泳ぎながら大変ですが)で励ましあい頑張ってください。

 

母島の様子!