昨夜、おがさわら丸が硫黄島へ向け、父島を出発しました。
先の大戦が終結し、昭和43年に小笠原諸島全域が日本に返還されてからも、本土防衛の
最前線基地であった硫黄島については、未だ旧島民の帰島が許されないまま現在に至っています。
このような状況から小笠原村では、硫黄島旧島民の皆様と関係者がゆとりをもって訪島する機会を設けました。
本事業を実施するにあたり、過去の悲劇を繰り返すことなく、平和が続くことを願ってやみません。
2010年6月16日
昨夜、おがさわら丸が硫黄島へ向け、父島を出発しました。
先の大戦が終結し、昭和43年に小笠原諸島全域が日本に返還されてからも、本土防衛の
最前線基地であった硫黄島については、未だ旧島民の帰島が許されないまま現在に至っています。
このような状況から小笠原村では、硫黄島旧島民の皆様と関係者がゆとりをもって訪島する機会を設けました。
本事業を実施するにあたり、過去の悲劇を繰り返すことなく、平和が続くことを願ってやみません。
2010年6月15日
先日のブログでもお伝えしました、江戸川区東葛西の長島町会様から、寄贈いただいた
消防車ですが本日のおがさわら丸で無事にここ父島に到着しました。
25時間半の長旅を終え、新たなる活躍の場へ来てくれました。
実際に見てびっくりしたのですが手入れや整備がきちんと施されていて、新車みたいです!
長島町会の皆様、ありがとうございました。
譲り受けた消防車は、これから島の安全を見守っていきます。
2010年6月14日
アカガシラカラスバトや海鳥類などへの保全対策として、山域の野ネコ捕獲事業が進め
られていますが、捕獲した野ネコの一時飼養施設(愛称:「ねこ待合所」、略して「ねこまち」に
決定したそうです。)が完成し、13日にお披露目パーティーが開催されました。
多くの島民の活動が実を結んだ結果でもあり、鳥にとっても野ネコにとっても幸せになることを
願っています。
そして、様々な対策の結果、ねこ柵・ヤギ柵・ねこまちなどの施設が、その役割を終える日が
一日でも早く来ることを願っています。
(なお、「ねこまち」は収容される野ネコに配慮し、一般の方が内部を見学することはできま
せんが、外観だけでもユニークです。)
2010年6月12日
平成22年1月、「小笠原諸島」を世界遺産条約に基づく、世界遺産一覧表に記載するための推薦書が国により提出されました。
これを受けて、記載に係る審査の一環として、世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)の専門家による調査が7月に行われることが決まりましたので、お知らせいたします。
1、調査期間
平成22年7月2日(金)から15日(木)まで
7月 2日(金) 事前説明
7月 3日(土) 小笠原へ向けて出航
7月 4日(日) 小笠原着
~13日(火) 小笠原諸島の現地調査
7月13日(火) 東京へ向けて出航
7月14日(水) 東京着
7月15日(木) 評価者と行政機関との意見交換
2、派遣される専門家
ピーター・シャディー氏
Mr.Peter SHADIE(Coordinator,Regional Protected Areas Programme)
ナオミ・ドーク氏
Ms.Naomi DOAK(Programme Officer,Regional Protected Areas Programme)
両者ともIUCNアジア地域事務所(バンコク)に所属
この現地調査の結果を踏まえ、平成23年夏頃に開催される第35回世界遺産委員会において、小笠原諸島の世界遺産一覧表への記載の可否が審議される予定です。
2010年6月11日
昨日パッションフルーツ品評会が実施されました。
金賞(小笠原村長賞) 藤谷農園
銀賞(小笠原支庁長賞) 比企農園
銅賞(JA東京島しょ代表理事組合長賞) 友野農園
審査員特別賞(JA東京島しょ小笠原父島支店長賞) 松本 均
金賞を受賞した藤谷さんが今回出品したパッション(写真上)は、色・艶の良さ、大きさ・色・形の揃い、出荷箱への収まりの良さなど、どれをとっても一番の出来で、審査員満場一致で金賞に決定しました。
銀賞の比企さんのパッションは、色・艶が良く、大粒で、食べたら絶対に美味しい!という印象を受けました。
銅賞の友野さんのパッションは、父島から唯一の出品だったのですが、母島のものとはちょっと質感が違う感じで、他の出品されたパッションよりやや小粒でしたが艶がありキメが細かいものでした。
審査員特別賞の松本さんのパッションは粒の大きさNo1!色づきが良く、黒く大きい迫力のあるパッションでした。
小笠原で栽培されているパッションは同じ品種のパッションフルーツですが、作る人によってそれぞれ個性があり面白いですよね。まるで本当の子供みたい?
2010年6月10日
大村海岸で小学5年生の総合学習の一環として、ウミガメの卵の掘り出しが
行なわれました。
環境教育の視点から、自然を中心とした問題解決能力を学習することが目的です。
もちろん、掘り出しただけで終わるのではありません。まず、学校に卵を持ち帰り、
ふ化するまでの約2ヵ月間、卵を管理します。ふ化された後は海洋センターへ
カメを移し、飼育まで行なうとのこと。
エサを与えることはもちろんですが、水槽のそうじまでみんながんばるそうです!
今からふ化が楽しみな私ですが生徒たちみたいに元気に育ってほしいですね
2010年6月9日
地元NPOの方から、オガサワラアザミの苗をいただいたので、役場の周りに植えました。
父島に自生していたアザミから種を採り、増殖させていたそうです。役場の海側には
立派なタコノキや方向柱があり記念写真の名所の一つになっていますが、その傍らに
植えてあります。
うまく育てばいいのですが、アザミとの記念写真は当分先になりそうです。
(写真左のタコノキの足の右側辺りに植えてあります。)
2010年6月8日
おが丸が観光客を乗せて硫黄列島海域を巡るツアーが今年も行なわれます。
上陸はできませんがテレビ・映画・雑誌などでしか見ることができない島々を
おが丸船上からご自身の目で見ることができる唯一のクルーズです。
しかも、今年はこの1回のみ。
興味がある方は、この機会にぜひいかがでしょうか?
詳細は下記をご覧下さい。
http://www.e-ogasawara.com/tour/tour2010011.pdf
2010年6月6日
降り続く雨のうっとおしさを振り払うかのように、都立小笠原高校が元気に文化祭の「ビーデ祭」を実施してくれました。
本当は外での屋台になるはずでしたが、残念ながら体育館下のピロティに移動せざるを得なかったようです。
ステージ部門では、音楽専攻の発表とバンド演奏に加えて、今回よりOGC(小笠原ガールズコレクション)のランウェイと投票が行われ、高校の体育館は興奮状態!?になりました。
もちろん、恒例の男子学生版OGCですから、脚線美や筋肉美で魅せるみごとなランウェイでしたよ。
そして、生徒数の少ない学校なのに、バンド演奏では6バンドの発表がありました。
こちらは、女子の活躍が目立っていましたね。
高校生の皆さん!楽しいビーデ祭をありがとうございました。
2010年6月5日
本日の航海を最後に定年退職される、小笠原海運株式会社 田中事務長の感謝状贈呈式が、おがさわら丸出港直前に実施されました。
田中事務長は、父島丸、先代おがさわら丸、現在のおがさわら丸に、通算36年にわたり乗船、勤務され、この間、東京と小笠原の間を約1500往復され、その距離はなんと地球と月を4往復する距離だそうです。
これまでの長きにわたるご功績に対しまして、小笠原村から感謝状を贈らせていただきました。
おがさわら丸に乗船すると、いつも「いらっしゃいませ!」と出迎えてくださった田中事務長。
長い間本当にありがとうございました。