12月21日の「国境フォーラムin根室」の開催に先立ち根室市の方に北方四島交流
センターに案内をしてもらった時に、領土を示す展示資料があり、その中に小笠原
関連で興味を引かれるものがありました。
ひとつは、学校でよく使われる大きな地図。ロシアはすでにソ連ではなくロシアと表記
されているのに何と幻の島「中ノ鳥島」が表記されていました。
どこの会社の地図かチェックしたかったのですが、裏を見ようと思いましたが駄目でした。
ソ連からロシア共和国になったのは1990年ですから、それ以降に改訂された地図の
はずなのに・・・。「中ノ鳥島」については検索してみてください。幻の小笠原村でしょうか?
もう一つは、明治41年に作られた地図帳に、東京から小笠原を経由して南に向かう
海底電線が明記されていました。「グアムヲ経由シテ北アメリカニ到ル」。
今は小笠原を経由しない海底ケーブルはすでにあるのに、来年ようやく小笠原と
本土が八丈経由で結ばれ、ネット環境などが改善される予定です。