節水の取り組みに感謝いたします

まとまった降雨が期待できない状況が続いている中、村民の皆様には長期に渡り節水にご協力いただき誠にありがとうございます。
長谷ダム利用の農業者の皆様、また、小曲隧道湧水では川島様のご理解ご協力のもと、農業用水の一部活用を継続させていただいており大変感謝しております。
4月6日現在、ダムの総貯水率は23%を切り、ついに時雨ダムでは一部流出口付近の底が見え始めました。 貯水については海水淡水化装置の導入により原水の確保を図っていますが、昨日の渇水対策本部において父島では更に海水淡水化装置200㎥の追加導入を決定し、5月初旬の稼働にむけて準備を進めております。
なお、現時点において夜間断水等を行う予定はなく、水道供給を途切れさせない方向で考えております。
皆様のご協力によって、2月後半から4月6日現在まで、一日の使用水量が500㎥を下回る日が6日記録しており、前年度比でみると使用水量約15%減(平均1日100㎥程度)の節水効果が表れております。
小笠原の限りある水資源を大切に使っていくために、これからも皆様のご協力、節水に対する取り組みにご理解をよろしくお願いいたします。

(4月6日の時雨ダム) 
時雨ダム(1)
時雨ダム(2)
時雨ダム(3)
時雨ダム(4)